「富士山」の由来
9月 7, 2008 by admin
日本の世界に誇れる山、富士山はいつ頃から、富士と呼ばれるようになったのでしょうか。
古い文献には、富士山は不ニ山、不尽山と記されている物もあります。又、一般的に馴染みのある書物「竹取物語」にも記述されている箇所があります。物語の最終章には、帝がかぐや姫から不老不死の薬をもらい、それを今の静岡県にあたる、駿河国の天に一番近い山の上で焼くという場面があります。まさに、それが富士山です。竹取物語の中では、「ふしの山」と書かれています。
この「ふし」とは、「不死」とは違い、日本で一番最高の高さ、どれにも並ぶものがないという意味の「不ニ」という意味だと言われています。しばらくは、この漢字で使用されていましたが、鎌倉時代に入り、武士の社会になると「富士」となりました。それは、「士」が「富む」という、意味から広く武士の社会で好まれ、使用されていました。
では、近代後の語源としては、どのような説があるのでしょうか。マレー語説、マオリ語説、原ポリネシア語説などがありますが、有力な二つは、宣教師バチェラーによると、アイヌ語の「フンチヌプリ」に由来すろとの説を説いた。「フンチヌプリ」とはアイヌ語で「火を噴く山」を意味する言葉です。しかし、その説に反論するものもあり、「アブフチカム」という、火の神の老婆を誤解して解いているという説があります。この「アブフチカム」という言葉は、囲炉裏端で鎮座する火の神の老婆を表しています。
尚、英語では昔は”Fujiyama”と書いたときもありましたが、現在ほとんどが”Mount Fuji”"Mt.Fuji”と書くようになりました。
その他、富士山の特徴として、5合目などという数え方をしますが、これは、富士山の形が、お米を枡からだした時の形に似ている事から1里を1合として数えたという説から、その他、仏教に習い、富士登山の険しさつらさを人生に例え、苦難や難しさを、梵語の「劫」に見立てて、その後「合」と変化したとも言われています。





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