チョロい富士登山?
7月 14, 2008 by admin
初めて富士山に登るとき、私は、「富士登山なんてチョロいもんだろう。」と考えていました。靴もスニーカーでいいやと考えていたほどです。しかし、調べれば調べるほど、富士登山はそんなに気軽なモノではないことが分かってきました。
というのも、富士山の頂上で日の出を見るためには、深夜に登山する事は必須です。その際、防寒対策をしっかりととって登山する事が大切です。日の出をみる山頂の平均気温は5度と言われています。天気などによっては、0度まで気温が下がる事もあり、これに加えて、風のきつい日などの体感温度は更に下回る事もあります。
特に、九合目から山頂にかけては体力的にもかなり疲労してきますので、休憩を取りたいところですが、山小屋などがない為、岩陰に身を細めて落石等に注意を払いながら、真冬同然の寒さと戦わなければなりません。
その際に、防寒対策は必要となります。体力に自身があり、頻繁に休憩をとらなくても頂上まで継続して登山できる場合は、重装備なしで登山をしても大丈夫かもしれません。それは、冬にスポーツをする際、初めは寒くても継続して身体を動かしていると次第にぽかぽかと暖かくなってくるのと同じ事で、継続して身体を動かしていると差ほど寒さを感じなくなってくるからです。
しかし、途中何度も休憩をとりながらだと、一度かいた汗が身体を冷やし、それを繰り返して行くうちにだんだんと寒さが増していきます。
又、どんなに体力に自信があっても、やはり山ですので、空気の薄さで高山病にかかってしまう場合もあります。高山病は悪寒を感じるので、富士登山といってもあまり自分を過信せず慎重に行うことが大切です。
山の天気は変わりやすく、特に悪天候時は、雨だけでなく強風や落雷などの危険な状況に遭遇することもあります。又、日射病や転落事故、お年寄りの方では心不全で亡くなれたケースもあります。富士登山は多くの方たちが挑戦しているので、簡単にできそうに思われがちですが、事前に天候を確認したり、装備をしっかりと行う事が大切です。
富士登山を行う際、山小屋に宿泊する方も多く、特に夏休みなどの休日の時期はぎっしりと詰め込まれた状態になります。以前は、お互いの幅が30センチで、お互い足と頭を交互にして寝転ぶような感じで宿泊していました。それが最近になって、お互いの幅を45センチで寝るという風に改善されました。
山小屋というものは、狭くて汚く、お風呂もありません。なので、ホテルに宿泊する感覚ではないということを、肝に銘じて置く事が大切です。もちろん熟睡もできませんので、疲れた体を回復させるための場所と考えるのがベストです。
様々な困難を乗り越えて頂上に到達したときの喜びは格別のものです。がんばった人にだけ与えられる、幻想的な日の出や雲海のすばらしい光景を是非ご覧下さい。
最後に、山は登ったら降りなければいけません。下山時間は平均して3時間、悪天候やケガをおうなど、悪条件の場合さらに時間を必要としますので、最後まで気を抜かずに安全な登山を行いましょう。
尚、本内容は個人的な見解なども含まれておりますので、この情報に基づく行動によって発生した事故・損害については責任を負いかねますので、ご了解下さい。





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