山小屋について@富士登山
9月 2, 2008 by admin
日本人なら一度は体験したい「ご来光」。となると、一泊を富士山で過ごさなければなりません。
御来光目的で富士山に登る人たちの殆どは、8合目から9合目の山小屋に宿泊します。5合目から登り始め、山小屋に夕刻入り、仮眠を取って夜中に出発をするのが、だいたいのスケジュールです。
では、富士山の山小屋はどのような感じになっているのでしょうか。
営業時期と営業時間
富士山の登山シーズンは7月から8月末となりますので、シーズン初めの7月初旬に山小屋がオープンし始めます。
最終営業は山小屋の所在地によってことなりますが、一般的には8月最終日には営業を終えます。
河口湖口の山小屋は一番長いのだと9月中旬まで、その他一部ですが0月半ば頃まで営業している小屋もあるようです。
では、営業時間はどうでしょう。
多くのやま小屋は21時から翌日1時頃まで、閉めているところが多いようです。
それは、御来光を見るため夕刻に到着して、未明に出て行く登山客が多い事によります。
その為、この間に山小屋に到着した場合は十分に注意しましょう。
特に山頂の山小屋は消灯が19時で起床が3時というところもあります。
又、一部の山小屋では24時間営業のところもありますが、その反面、御殿場口の山小屋は朝5時頃まで売店の営業をしていない小屋などもあります。
夜間登山などで、食料調達などを考えている場合など特に、利用する山小屋に、事前に確認をしておきましょう。
売店で売っているモノと物価
意外と便利そうな山小屋ですが、その売店などでは、どのような商品を購入する事ができるのでしょうか。
まず基本はペットボトル飲料です。だいたい500円くらいで、その他ビールは600円ほどで購入できます。
酸素ボンベが2000円ほどです。

価格には山小屋までの運搬料が上乗せされていますので、これくらいの値段になってしまいます。
登れば登るほど物価が高くなりますので注意!
商品ラインアップは写真で確認してください。
また、各山小屋で記念品の販売や木製の金剛杖をおいています。
この木製の金剛杖は、富士登山をする際昔から使用されていて、ストックのような役割をします。
各山小屋では、この金剛杖に、1回200円くらいで記念の焼印を押印してくれますよ。
山小屋の設備と料金相場
多くの登山客が利用する山小屋ですが、その設備はどのような感じなのでしょうか。
富士山の山小屋は、その他の北アルプスや尾瀬と比べると、質素で簡素な感じがします。
主に、寝る場所と食事をする場所、トイレ等、大体の山小屋はこのような設備になっています。
もう割り切って、あくまで休息するための場所と考えましょう。
もちろん、お水を節約しなければいけませんので、お風呂もありません。
中には、談話室や乾燥室、宿泊客以外の食堂売店などを設置している山小屋もありますが、それは、ごく一部の山小屋になります。
富士山の山小屋に宿泊するには、必ず予約を入れなければいけません。
富士山以外の山小屋は、全ての宿泊希望所を受け入れする事がほとんどですが、富士山での山小屋は定員以外は受け入れない事が多いようです。
宿泊費も、素泊まりで一泊5000円位からで、2食付だと1泊6500円くらいからになります。
料金設定は、標高で決めているのではなく、ルートで決めている事が多く、登山口がおなじなら、標高に関係なく同じ料金で宿泊できる事が多いようです。
シーズンピーク時や週末は、若干割高になる山小屋もあるようです。
山小屋に宿泊と言っても、個室にベットがあって眠るのではなく、基本は雑魚寝です。
混雑しているときには一枚の布団に3人寝る事もあります。
中には、一つ布団に一人で眠れる山小屋もありますが、しっかりとどの山小屋かを、確認しておきましょう。
山登りにあたって、力の素となる食事ですが、殆どがレトルトカレーですが、中には、手作りカレーや豚汁、朝食にハムエッグなど、サービス満点な食事を出すことが売りの山小屋もあります。
これらはごく一部ですので、標準的には夕食はレトルトカレー、朝食は炊き込みご飯やおにぎりなど、うどんや麺類など簡単なものがでる山小屋ばかりです。
食器のほとんどは使い捨てのものを使用しています。
資源の無駄遣いのようにも感じますが、富士山の山小屋は水が不足している為仕方がないとも言えます。
気になるトイレ
そして山小屋を使用するにあたって、気になるのがトイレです。
特に女性は一番気がかりなのではないでしょうか。
その昔は、殆ど垂れ流し状態だったようですが、富士山を世界遺産にしようという、県や環境省、環境庁などに指示を仰ぎながら少しずつ改良されてきているようです。
特に2006年からは、おがくず式やカキ殻式、燃焼式など環境を考えたトイレの設置が進められています。
これらは主に、静岡県や地元NPOが試験的にバイオトイレの設置を進めてきたようです。
これに続いて、山梨県側でも、順々にトイレの改築が進められていきました。
改築しても、やはり臭気などは解決されません。
トイレは山小屋から離れたところに設置されている事が多く、深夜や天候の悪いときは、山小屋から離れたトイレまで行くにはまだまだ、勇気が必要です。






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